高畑耕治の詩
銀河、ふりしきる
掌編詩
こねこはのびをして夜空に
あお空のかたすみに
こねこお月さま
雲の糸
記憶の海辺で
金と銀の変奏曲
― 宮沢賢治「青い槍の葉」の主題による
柿のスケッチ
満ちる月
満月お月さま
こころの翼
よわね
しずかないかり
お月さまとセミとわたし
病んだ目にお月さま
ゆりの花
きみとふたり
ラブレター、未来へ
ちりちりあなたと
三日月の夜、友だちに
ひとりごと。
蛍ぶくろ、夢あかり
がんばるホトトギス
青い鳥
抒情詩
初夏、祝福
名、お花と小鳥の
小鳥になりたい
話のお話
あいに
海
労働の日
恋うた、単純な
空のあなたに
恋、つつじに
再会、菜の花に
息吹き、つつじに
シジュウカラ
月の花
若葉の赤んぼ
つくしの朝
ゆきやなぎに
道草
あなたの絵を
とけあいたい
花火星
めざめ
星の音
いちばん星
いのち
いつか
星、照らされて
もうやすもう
おぼろ満月
白い朝
愛するひと
とうふめんたる
落ちこぼれ
あなたの名前を
どんぐりのうた
いえいえ雲では
赤子
詩を
いちにち生きた
ねがい
落ち葉、セピア色
涙つぶ、西方へ
童謡
雨を吸う
わたし、さまよい
書く
ゆめ、夜空に
はばたき
かなしい ともだちに・ひと滴
かなしい ともだちに・ふた滴
あなたがいる
いつまでも
ないて
夕焼け、おもかげ
開かれて、息
ほうろう
流星群の夜
八月十五日
悲しい記憶
秋の花の、少女に
音。なき虫の
海に
夏祭り
海空
愛を、なく
眠り @
わたしこころで
栗のうた
かなかな
うぶごえと
がまん
うそ
ちっちゃな羽ばたき
麦の秋
ときめき
朝焼けうすもも
風と木の葉の
はだ、しあわせ
わ
こころ、ふたり
はととおさんぽ
わたぼうし、あこがれ
おはなおひなさまふたり
あかし
交わり、ふたり
あなたは月だから
ひかりの花嫁
四月、ランドセル
菜の花あなたは
ことり、きみになったなら
美しいもの
人魚のうた
ゆうぐれむらさき
悲歌
花まつり、恋うた
すみれ
呼ぶ
星
なぜ
銀河
滴
悲しくて
とんからり
うつむきとぼとぼ
草花と話して
葉っぱ
愛、しずかな変奏
みあげたら
あい
短い、いのち、うた
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