冬の痛みに耐え 祈り続けた なら かたく握り締めた拳 結び閉じた指をほどいて 空からふりそそぐ あたたかな陽を こぼさないようそっと うけとろうよ 指と手のひらそらして おおきく開いた真っ白な まぶしいこぶしの お花は咲いたよ
TOPページへ
詩集『こころうた こころ絵ほん』から目次へ
サイトマップへ