高畑耕治の詩
銀河、ふりしきる
長編詩
「考えるカエル - 死生音楽、オタマジャクシの」(組詩)
序詩 ふうせん
一 どこへ
二 地獄の季節
三 転生
四 オタマジャクシの愛のうた
五 木の葉のように
終序詩
「うた。満ちゆく月の、潮騒の。反戦の」(組詩)
1 二の腕お月さま
2 三日月お月さま
3 火の海から
4 願いごと
5 レモン返歌
6 満ちる月
「さくら、恋うた」(組詩)
さ 咲き初めの
く いまとばかりに
ら 散り初めの
こ ふりしきる
い 若葉の
う もみじして
た 反歌二首
「葉っぱのハート、すみれに。」(組詩)
一 お芋は話してくれました
二 恋をしました。境界線の上
三 すみれのノート
四 もう一度、すみれに。
五 わかれ
六 メビウスの輪
「ひなの星」(組詩)
かえで
ほたる
虹
ひなの星
「星まつり、恋うた」(組詩)
ろくでなし恋うた
花火うらない
四季、色彩
星まつり
織姫さまの願い
「十四歳。いのち、巣立ち。」(組詩)
公園で 福島の同窓生に
さなぎのうた。 十四歳、家出
山鳩、巣立ちのうた 福島の空へ
「死と愛」(組詩)
プロローグ
たきぎと、ぼたもち
美しい国
星の王女さま
エピローグ
「東北、恋。海と牛と少女に」(組詩)
三陸、銀河鉄道
福島、牛の目は
弘前、恋ほたる
「ほたるの歌」(組詩)
イカロス
啄木ぼたる
「こころ花」(組詩)
こ 飛んで
こ ふるさとの
ろ 山のこずえに
は 空色の羽
な 今日は聞こえる
さ まりも
い 麦の歌
た 海と地と、空
三日月の夜、こねこに
美ら海(ちゅらうみ)のうた
逆行。未来への、
蓮の花、泥池の
恋うた、潮騒
海に、水平線に
愛しみのうた
りんどうのうた、レモン月夜の
夜想曲、星と海の
いつか、夜空の海に溶け
七夕の、雨ふる夜空に
お花のお話、聴いてごらん
愛しみの銀河
小さな島、あおい星の乳房の
訪れ、涙の音楽の
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